創業補助金第1回目(第2次)募集分採択事業発表!
採択事業が、中小機構ホームページ上で公表されました。
おかげさまで、私がお手伝いさせていただいたネイリストさんも、採択されました。(兵庫県、アンチエイジング・ネイルスキンケアサロン事業)
まずは、ご参考までに、オープン時のフライヤーをご紹介します。今後、同補助金の申請を考えていらっしゃる方のご参考になればと思いますので…。
最も大きなポイントは、ネイルサロンではなく、「ネイルスキンケアサロン」だということです。
一般的には、ネイルサロンは、装飾性を価値として訴求するのが普通です。
それに比べ、このサロンは、「爪も肌である、だから、ネイルこそスキンケア」という価値のご提供を軸としています。
「何屋?」と問われたら、ネイルサロンではなく、「ネイルスキンケアです」となります。
ありそうで、よくよく考えたら、ここまでネイルのスキンケアをうたっているサロンは、そうそうありません。
もちろん、単なる言い回しの違いではなく、この方は、「ネイルスキンケア」にふさわしい実力を持っておられます。
まさしく、「新たな、ならではの、wellness or happy価値」のご提案です。
この「ネイルスキンケアサロン」が、スタバでいうところの、「サードプレイス」に相当します。
フライヤーの表に、「The Story of Dolphinail」という物語があります。もちろん、これは実話に基づいたものです。
キャッチコピー「ひと前で、ためらわずに手を出せますか」、リードコピー「指先や爪が白くかさついていたら、注意信号です」で読み手の“自分事”との関心の喚起を図っています。実際、何名かの大人の女性にこのフライヤー案をご覧いただいたところ、少なくない割合の方が、反射的にご自分の指先を確認なさっていました。
その後、実話に基づいた物語で、更に読み手の感情に語りかけています。
表面は、どちらかというと、感情面へのアプローチです。
裏面は一転、ロジックに基づいたアプローチになっています。
感情が先、理屈は後です。
その物語を、静止画動画にしてあります。
これは、暫定的につくったものですが、現在制作中のホームページにも、なんらかの形で組み入れる予定だそうです。
現在、第2回目の創業補助金の募集期間中です。
この案件に続き、お手伝いした、あるリラクゼーションサロンさんの創業案件の申請が、今週中になされる予定です。
これがまた、面白い事業で…(笑)
第2回目募集の実務的留意点については、明日、ないしは、明後日にお伝えしたいと思っています。