創業補助金申請にあたっての留意点
現在募集中の第2回目からは、日本政策金融公庫さんからのご融資、同公庫と覚書を締結した認定支援機関の支援でオーケーとなったことは、すでにお伝えした通りです(こちら)。
私は今回もさるリラクゼーションサロンさんの創業で申請のお手伝いをしていますが、早くから公庫さんとご融資に関してご相談させていただいていたこと、および、創業のタイミングを考慮し、6月7日の第1次締切にまにあわせるべく既にほぼ準備を終え、あとは、事務局へ提出するだけとなりました。
公庫さんとの覚書締結も終わりましたし、確認書にもご捺印いただきました。経営力強化資金貸付(これは、とてもいい制度です)も決定しました。
某信金さんにも早くからご相談していた関係で、そちらからのご融資も前向きにご検討いただいているのですが、まずはこれで、申請要件が揃ったことになります。今回の要項改定は大きかったなというのが実感です。
その公庫さんと私たちの様な認定支援機関との覚書締結・確認書へのご捺印ですが、どうやら、公庫さんでは、融資決定のタイミングとなっている様です。
私が今回お手伝いしたケースは早い時期からの相談だったので特段、そのことには気づかなかったのですが、どうやら最近同公庫さんにご相談なさった方々の事例をお聞きすると、そういうことで情報が一致しています。
となると…今から創業計画をまとめて、公庫さんに持ちこんで相談した場合、場合によっては、というより、そこそこ高い確率で、6月28日の第2次締切に間に合わない可能性があります。
この場合、「融資決定前でも確認書に捺印してくれる」金融機関との連携を図る必要があります。
第1回目の募集時に比較し、支援・捺印に前向きな地域金融機関(前述の信金さん等)さんは増えている様ですが、正直まだ一部の様で、金融機関間で、かなりの温度差があるようです。
今回の募集で申請を予定されている創業者の方、および、そのお手伝いをなさる認定支援機関さんは、この点をご念頭においていただき、迅速・機敏なご対応を図られることを、オススメいたします。