「共感」という言葉の定義
「共感」という言葉の定義…
いかに、人によってバラツキがあるか、痛感した出来事が先日ありました。
ある販促系セミナー、見出しに「共感」という言葉がありましたので、参加してみました。
講師は前半・後半と、お二人でした。
私は、「共感」という言葉は、まさに読んで字のごとく、「感情を共にする」という意味で使っていることがほとんどで、そういうもんだと思っていました。したがって、セミナーもその方向性の内容だろうと思って参加しました。
ところが…まるで違う内容でした。
前半の講師は、文脈からすると、「自分ごと」という意味で、後半の講師は、「(理屈として)理解する」という意味で、「共感」という言葉を使っておられました。
「感情を共にする」と「自分ごと」、ましてや「(理屈として)理解する」とでは、話の内容は全く別のもの、そこから出てくる具体的アクションも、時にはまったく反対のものとなってしまうこともありえます。
どちらが正しいかどうかということではなく、「共感」という言葉を使う場合は、「定義を確認した上で使う」などの工夫が必要だな~と教えられました。
言葉の定義って…難しいですね。。。