「共感」のビタミン剤
今朝のNHKニュースで、社交不安障害という疾患についてのコーナーがありました。 この疾患は「他人に悪い評価を受けることや、人目を浴びる行動への不安により強い苦痛を感じたり、身体症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障をきたす」というものだそうで(SADネットホームページよりhttp://www.sad-net.jp/)、治療のポイントは、モノアミン系ホルモンで脳内物質として有名なセロトニンなんだそうです。 モノアミン系脳内物質としては他にドーパミン(目標達成の時の幸福感、意欲のホルモン)、ノルアドレナリン(危機感に基づいた力の源)が知られていて、いずれも大切なものですが、ドーパミン・ノルアドレナリンの過剰分泌はそれぞれ問題を生じせしめますので、それをコントロールしているのがセロトニンなんだそうです。 こうやって考えてみると、この社交不安障害は、現代社会環境を背景とした疾患であることは確かの様に感じます。
… 以前、ある書籍で、セロトニン分泌は人の「共感」と密接に関係しているとありました。 ということは…今、キーワードとして「共感」が大きくクローズアップされ、求められているのも、同じく、現代社会環境を背景としたものであるのではとも思われます。 消費、組織&人事等々…経営のいろんな面でも「共感」がとても重要なキーワードとなっているのもこういった点に関係しているようが気がします。
「共感」を感じたい時にオススメの動画はこちら、何度見ても、心が揺り動かされるビタミン剤です。 スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学でのスピーチ。
… 以前、ある書籍で、セロトニン分泌は人の「共感」と密接に関係し
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