あなたのお店を利用する理由が、お客様にはわからない Part 2
Part1からは、少し間があいてしまいました…すいません。。。
日頃、仕事をさせていただく中で、実際、かなりの比率のケースが、「お客様がお店を利用する理由がわからない」、すなわち、ストアコンセプトが不明確、あるいは、ありふれたものとなっているが故に、本来の実力にふさわしい業績となっていないと感じています。
特に、創業時に、きちんとつめられていなくて、創業はしたものの…というケースの多いこと…(涙)
これから創業なさる方には、くれぐれも忘れないでいただきたいこと…それは、「もう先輩の、それまで勤務していたお店のやり方=多くの場合その業種の一般的やり方での創業は、逆にリスクを高くすることが少なくない」ということです。
技術的なことはさておき、こと、お店の経営という面においては、「ゼロベース、白紙の状態から、自分ならではのお店を作る」ということを肝に銘じていただきたいな~と、このところ、強く感じています。むしろ、「ご自分ならではの、あらたな、とんがった(でも、お客様にはわかりやすい)ストアコンセプト」ができない間は、創業はしない方がいい!」そう申し上げたいほどの、気持ちです。
「じゃ、どうすればいいの?」って?
勉強しましょう(笑)。今は、いろんなところで創業塾も開催されていますし、勉強する機会はたくさんあります。
商圏調査をして、金融機関さんに創業資金の相談をして、ステキな内外装の設計をし、どの機器をどこから幾らで買うかを考え、スタッフの確保のメドをたて、勤務時代のお馴染さんに案内するだけでは、もう創業準備とは言えない時代ですので。
さて、それでは、そのストアコンセプトの策定フローですが… 参考までに、私がお手伝いする際のフローは、だいたい、以下の様な感じです。
1st Step “ならでは”の源泉を探りましょう
2nd Step あなたのお店の価値を洗い出しましょう
3rd Step CVP(顧客価値命題)を明文化しましょう
4th Step アレンジを考えましょう
5th Step スケジュール化しましょう
ウ~ン、これだけではサッパリわかりませんね、すいません…(笑) 次回からは、それぞれの内容について、ご説明させていただきます。