第3回創業補助金前半戦を終わって
すいません、か~なり、間があいてしまいました。
決して、遊んでいたわけではありません(*´д`*)
本日、第3回創業補助金前半提出締切日でした。
結果として、私が直接関わらせて頂いたのは、8件、うち、1件は書き上げたのですが、諸はんの事情により12月提出へ。
認定支援機関名信金さんのうちの1件は、事業主さんがご自分で必要部数揃えて提出するということでしたのでお任せし、残り6件を、本日までに提出完了となりました。
内訳は、認定支援機関名私分が4件、信金さん分2件、全て、コンシューマー対象のお店商売です。
申請者、そして、案件をご紹介いただいた方々には、深くお礼申し上げます。
また、ご相談いただいたにもかかわらず、数件、お手伝いを断念させていただいた方がいらっしゃいます。
この場をお借りして、お詫び申し上げます。
自分で言うのもなんですが…ひとりでやっている認定支援機関としては、それなりの件数をお手伝いさせていただいたと思います。
本来なら、じ~っくり時間をかけて、細部までこだわった業務提供をさせていただきたいところだったのですが、一部、物理的にやや“急ぎ仕事”になってしまった案件もあります。
ただ、“急ぎ仕事”とはいえ、業務レベルは落としたくなく…で、いつもより単刀直入に、お会いしていきなり、
「ところで、このビジネスの、○○さんならではの、新たな、お客様にとっての価値はなんですか?」
あるいは、
「なぜ、お客様は、、(他の数あるお店ではなく)○○さんのお店を利用しなくちゃならないんですか?ごく簡単に、できれば一文で教えてください」
からヒアリングをはじめることを徹底しました。
今回の8件共、これがわりと明確になっていました。これが明確だと、ビジネスモデルも明確にしやすいですし、トンガリのある事業計画も作りやすいです。
逆に…これが不明瞭な方は、「もう少し準備が必要」でしょう。
無理に創業しても、失敗のリスクが非常に高いと思います。
考えてみたら、これは至極当たり前のことでして、そもそも、お店をやろうという側自体が、「なぜ、他ではなくこの店を利用しなくちゃいけないのか」がわかっていないのに、お客さんがわかるはずがないわけで…。
ところがですね…ヒアリングをしたり、ご自分なりに書かれた事業計画を拝見すると、「何をやる」は書いてあっても、この「お客様が他ではなく、この店を利用しなくてはならない理由」がぼやけてしまっている方が、と~っても多いのです。
ヒアリングを通じて明確にできるものはお手伝い可能なのですが、特に、「補助金があるからこの機会に」というタイプの方のものは、ご本人が回答に窮することが多々ありで…採択の可能性も高くはないでしょうね。
12月24日締切の後半戦は、更に多くの方が、申請なさることでしょうが、予定なさっている方は、まずご自身、
「ところで、このビジネスの、○○さんならではの、新たな、お客様にとっての価値はなんですか?」
「なぜ、お客様は、、(他の数あるお店ではなく)○○さんのお店を利用しなくちゃならないんですか?」
に対する回答を明確にしてから、前に進まれることをオススメします。