創業補助金採択のための最大のポイントは…
おはようございます。
現在、第一次募集中の創業促進補助金ですが、あくまでも、私個人としての見解ですが…
かつ、あくまでも昨年ver.の経験からですが…採択のための最大のポイントは…
補助金をあてにしないこと!
かと思います。
「ふざけるな~!」
という声が飛んできそうですが…これは、おそらく、真実ではないかと思います。
あと、申請にあたって、事業計画をつくることとなるわけですが、その際のポイントは…
事業計画を書くということを、一旦頭からのけること!
と思います。ましてや、事業計画書フォーマットなどというものは、横にのけておいた方がいいでしょう。
ご本人がまずやるべきことは…
「なぜ、お客様は、私のお店を(サービスを)利用しなくてはならないの?」
この質問に対する、明確な、わかりやすい回答を、できるだけ一言、それが無理でも、ワンセンテンスで凝縮できるまで、深く深く考えることです。
少なくとも、私は創業促進補助金に限らず、この点、思考省略なさろうとする方のお手伝いは、正直、困難と思っています。
エステの場合、「結果の出るエステだから」
美容室の場合、「フレンドリーな地域密着サロンだから」
飲食店の場合、「美味しいから」、「こだわりの食材だから」
というレベルではダメです。
お客様が、ご自分がハッピーになっているシーンを、具体的に頭の中にビデオの様に再現できるレベルが望ましいですが、そこまで無理だとしても、少なくとも、お客様にそのメッセージをお伝えした時、「え?それってどういうこと?」と、心理的リアクタンスが生じるレベルであることは必要と思います。
あと、認定支援機関に求めた方がよい支援ですが…
1.事業計画の書き方、まとめ方ではなく、前述の質問に対する回答を深く考えるにあたって、ご自分の中にあり、時にはご自分すら気づいていないリソースを引っ張り出すお手伝いをお願いしましょう。当然、ご本人だけでなく、認定支援機関もかなりの時間とパワーが必要となります。
2.1ができたら、次は、やっぱり事業計画の書き方、まとめ方ではなく、ビジネスモデルの組立について、アドバイスをいただきましょう。
3.可能な限り、実際のお客様、想定しているお客様、地域の状況を、その生々しい姿を、ご自分の目で詳細にみつめて、認定支援機関さんに表現してみましょう。
ここまでが、事業計画策定時のところです。言ってみれば、この1~3が、本来の事業計画策定支援だと私は思っています。
まかり間違っても、ハンコを押してもらうだけ、書いた事業計画書の添削・キレイにする といったことは、事業計画策定支援ではないでしょう。
次に、採択後の支援ですが…
●定期的にミーティングをして、厳しいこともきちんと言っていただくこと。
色々あるとは思うのですが、この一言につきると思います。
こうやって書くと…
結構、認定支援機関も、リスクもあるし、大変ですね(笑)。
今回は、自分への自戒の意味も含めての内容でした。
それでは。。。