タブーな質問
私のお仕事、お客様とお会いしている時は、ほとんどがヒアリング
つくづく思うに…
その際、してはいけない質問は、
「こちらの”強み”はなんですか?」
というもの…。
特に、業務開始早々にこの手の質問をすることは、私的にはタブー
まあ、「弱みはなんですか?」と聞くことにくらべれば、まだマシ
「え?教科書と違う!?」
と、今お感じになられた方はいらっしゃるかもしれませんね。
理由は単純なことで、「強みはなんですか?弱みはなんですか?」
教科書では、「自社の強みを活かして、○○を…」的に説かれてい
どうしても強みなるものを知りたければ、すべき質問は、
「こちらのお客様は、こちらを利用して、なんとおっしゃっること
であって、それも、表面的に聞くのではなく、「それってどういう
特に、創業者には、「あなたの強みはなんですか?」は、タブー中のタブーと考えています。そもそも、補助金等の所定のフォーマットに強みという言葉の使用が義務付けられている時以外は、できるだけ、その言葉も使わないように気を付けています(かわりにリソースという言葉を使います)。
創業者にこそお聞きしなくちゃいけないのは、「なぜお客さんは、あなたのお店を利用しなくてはならないのですか?」でしょう。書けと言われて書ける程度の「強み」なるものは、わざわざ聞かなくても、おそらく、ヒアリングの中で、放っておいても出てくることが、多いです。
教科書と実務、どちらが上とか下とかではなく、それぞれの限界を
自戒の念も含め…。
さ、梅雨もあけ、皆さんのご商売もサマーラリー!…といきたいところですね。。。