AMM (Advanced Mission Management)

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経営企画室便り

タブーな質問

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  • 2014年7月23日

私のお仕事、お客様とお会いしている時は、ほとんどがヒアリング、ないしは、インタビュー形態となっています。
つくづく思うに…
その際、してはいけない質問は、

「こちらの”強み”はなんですか?」

というもの…。
特に、業務開始早々にこの手の質問をすることは、私的にはタブーと確信しています。
まあ、「弱みはなんですか?」と聞くことにくらべれば、まだマシですが…。

「え?教科書と違う!?」
と、今お感じになられた方はいらっしゃるかもしれませんね。

理由は単純なことで、「強みはなんですか?弱みはなんですか?」と事業者さんご本人にお聞きすると、お相手の意識が“内”に向かうからです。”内”に向かうと、出てくる発想は、提供者側の目線のものになります。

教科書では、「自社の強みを活かして、○○を…」的に説かれていますが、結果としてはそうなるとしても、そこに至るプロセスで、その教科書どおりに進めると、顧客視点からズレてしまう恐れが高まります。

どうしても強みなるものを知りたければ、すべき質問は、

「こちらのお客様は、こちらを利用して、なんとおっしゃっることが多いですか?」

であって、それも、表面的に聞くのではなく、「それってどういうことですか?」と掘り下げていくことと、実務的には思います。

特に、創業者には、「あなたの強みはなんですか?」は、タブー中のタブーと考えています。そもそも、補助金等の所定のフォーマットに強みという言葉の使用が義務付けられている時以外は、できるだけ、その言葉も使わないように気を付けています(かわりにリソースという言葉を使います)。
創業者にこそお聞きしなくちゃいけないのは、「なぜお客さんは、あなたのお店を利用しなくてはならないのですか?」でしょう。書けと言われて書ける程度の「強み」なるものは、わざわざ聞かなくても、おそらく、ヒアリングの中で、放っておいても出てくることが、多いです。

教科書と実務、どちらが上とか下とかではなく、それぞれの限界を知りつつ、「そもそもの目的」を見失うことなく、成果につなげていくことにフォーカスすることが大切なんでしょうね。
自戒の念も含め…。

さ、梅雨もあけ、皆さんのご商売もサマーラリー!…といきたいところですね。。。

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