創業促進補助金(6/30締め分)採択発表
おはようございます。
先週金曜日、発表がありました。
私が認定支援機関をつとめさせていただいている6件のうち、以下の5件をご採択いただきました。
<兵庫県>
1.株式会社クロスローズ小山眞司様…タカラヅカにとっぷり浸れる♪タカラヅカ・コンセプトカフェ事業の実施
<大阪府>
2.株式会社ブライトハウス村田哲夫様…いざ転勤-社宅探しならお任せを!事業用物件特化型不動産事業の実施
3.Dukes小林正明様…旬の魚と野菜でカラダが楽しい!自然派鉄板焼BAR&GRILL事業の実施
4.ARAKAWA荒川誠様…「商品は人なり!」常識を覆す経営で地域NO.1を実現する警備事業の実施
5.野藤崇之様…現法社長暦10年の実績!海外展開マネジメントパートナー事業の実施
ご採択となられました皆さま、おめでとうございました。
残念ながら選に漏れた方も、事業内容からしたら採択案件には決してひけをとらないレベルのもの、おそらく、たまたま当補助金の要件にあいづらかったか、30.8%という厳しい採択率故のこと、今後の大繁盛を心の底よりお祈りしております。
関係者の皆々様、ありがとうございました。
他にも、数多くのご相談をいただきましたが、私一人という物理的問題、その他の事情で、認定支援機関としてのお手伝いをご辞退せざるをえない案件も多くありました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
上記各タイトルにあるとおり、私は、できるだけタイトルの中に、その事業の「ならではの、あらたな顧客価値」を盛り込むよう、おススメしています。
私は、この「創業補助金」に関しては昨年ver.第1回-2次から毎回、なんらかの形でお手伝いをさせていただいてきました。その結果として、確かにその数は30件(窓口相談的な口頭助言レベルは除く-ご採択は23件)と数的には個人の事務所としてはそれなりの数にはなりましたが、1件目の案件より、補助金申請のお手伝い自体を業務としたつもりはなく、あくまでも創業なさる、あるいは創業なさって間もない方のパートナーとして、「使える制度」のひとつとしてお手伝いしているつもりです。
ということで、せっかく計画づくりをなさるなら、補助金以外の実務面でも(使おうと思えば)使えるものとしたいという気持ちがあります。
タイトルに、できるだけ「ならではの、あらたな顧客価値」をできるだけ盛り込むようにおススメしているのも、その一環です。
そのタイトルを、ほぼそのまま検索サイト等WEB上のツールや、フライヤーで使ってもいいレベルに近いレベルがベストと考えています。事実、そのタイトル名の「~事業の実施」の~部分をそのまま某検索サイトのTOPで使ったところ、反応率が上がったという事例も、過去お聞きしています(しかも、不採択案件で)。
計画を組み立てるにあたっては、これまで何度もご説明してきましたとおり、このタイトル名に盛り込んだ顧客価値を中心にすえ、それをブレークダウンしていくプロセスで組み上げる様にしています。
おそらく、そのシナリオだては、書籍や創業スクール等で示されている「創業計画の書き方」とは異なる面が多々あるかとは思いますが、私は、実務的にその方が妥当と判断してそうしております。
どちらかというと…、創業計画に関する教科書やセミナーよりは、ソーシャルデザインの分野に近いかもしれません。
(もちろん、一般的なシナリオだても有効でしょうし、あくまでも、私的実務観点から判断してのことですので、ご了解のほどを)
平成27年度予算の概算要求の内容(経済産業省分)をみると、どうやら来年も「創業促進補助金」は実施されそうですね。
ただし、資料によると予算枠は25億円。昨年が200億円、今年が40億円でしたので、より厳しくなるのか、あるいは、対象が絞られるのか…。
いずれにしろ、創業なさる方は、あくまでも補助金はプラスアルファとしてとらえ、しっかりと事業プランを組み立てられますよう、そして、私もそういった方々のパートナーとして微力をつくしていきたいと、あらためて思っています。
それでは。