モノづくり補助金(一次募集分)、美容室の採択案件が。
おはようございます。
あなたのお店・会社の繁盛ストーリーをデザインする、ビジネスストーリーデザイナーのokadaです。
先週末、平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金(一次募集分)の採択案件の発表がありました。
(採択結果はこちら)
表向きはサービス業は昨年から対象になっていたのですが、特に美容サービス業にとっては実質上ほとんど使えない内容で憤りすら感じていたのですが、「サービス業の生産性向上」に関する基準が出された今年は「さてどうなるものかしら」と半分は期待していました。で、結果ですが…
ごくごく少数ではありますが、美容サロン事業者さんが申請者の案件が採択されています(商材関係サプライ企業さんではなく、美容サロンさん自体の案件)。
詳細までではないので見落としはあるかもしれませんが、ザッと採択案件名と事業者さん名から近畿二府四県で確認すると、二件、明らかに美容室さんからの申請とわかるものがありました。
認定支援機関が発表になっているのでここで申し上げても問題ないとは思いますが、うち一件の認定支援機関名に、私の名があります。
これまでの施策のあり方に対しての多少のわだかまりもあって、私は基本的にはモノ補助については分野外としてきましたが、この美容師さんの案件は、ご本人が長年取り組まれてきた分野での、昨年からご準備を進められてきての本気の事業であることから、微力ながらご一緒にビジネスストーリーのデザインをお手伝いさせていただきました。
本当によかったと胸をなでおろすと共に、関係者の皆さまに感謝の念がわいたのでした。
益々大活躍されている今後のご本人さんのお姿が目に浮かぶような感じがして、あったかい気持ちがしています。
これで、美容サービス業でも、美容サロン事業者さんでもこの制度を使えるケースが(多くはなくとも)十分ありうること、そして、その手ごたえも手にすることができました。
私は、補助金コンサルタントではありませんので補助金申請のお手伝いは基本いたしません。
ただ、ビジネスストーリーデザインの考え方で経営計画・事業計画策定のお手伝いをさせていただく関係上、そのプロセスの中で使える施策があるならお使いになることをご提案することも、美容サービス業を主対象とした、おそらく全国ベースでも数少ないであろう認定支援機関たる中小企業診断士としての役割と認識しています。
未確認情報ではありますが、どうやら巷では、まもなく二次募集開始との話も流れ始めているようです(本当に二次があるかどうかは現時点ではわかりません)。
募集要項をまずは確認され、「ウチが考えていること、ひょっとしたらこのスキームにのる?」という美容サロンさん、その中でも、熱い想いでその事業に取り組まれる事業者さんの案件については、物理的・時間的・地域的制約はありますが、ビジネスストーリーデザインの一環として、お手伝いさせていただきたいと今、思っています。
それでは。